Blog ブログ

Blog

HOME//ブログ//あなたの言葉は相手の感情に影響を与える

ブログ

あなたの言葉は相手の感情に影響を与える

こんにちは。日本メンタルアップ支援機構 認定講師の杉山修と申します。

今回は「あなたの言葉は相手の感情に影響を与える」についてお伝えします。

私たちが日常で交わす言葉は、ただのコミュニケーション手段以上のものです。それは、相手の心に深く影響を与え、人間関係の質を形成し、時には変える力を持っています。この記事では、言葉が相手の感情にどのように影響を与えるか、そして心理学的観点から、日常のコミュニケーションを通じてより良い人間関係を築くためのアプローチを紹介します。

【言葉の力】
心理学者アルバート・メラビアンが提唱したコミュニケーションの7%-38%-55%ルールによると、対人コミュニケーションにおいて、言葉自体が持つ情報量はわずか7%に過ぎず、残りの93%は非言語的要素(声のトーン38%、非言語的手がかり55%)によって伝えられます。これは言語情報と非言語情報が一致していない場合、非言語情報の方が影響力が大きいことを意味しています。

しかし、この7%の言葉が持つ力は、相手の感情や思考に深い影響を与えることができます。

【言葉はイメージを生む】

私たちが誰かに何かを言うとき、その言葉は相手の心にイメージを描きます。肯定的な言葉は明るくポジティブなイメージを、否定的な言葉は暗くネガティブなイメージを生み出します。たとえば、「成功」という言葉は希望や達成感のイメージを、「失敗」という言葉は失望や挫折感のイメージを引き起こすことがあります。このように、言葉は感情的な反応を引き出す力があります。

【言葉は感情に影響を与える】
言葉が生み出すイメージは、直接的に相手の感情に影響を与えます。心理学的な研究によると、ポジティブな言葉を使うことで相手の幸福感を高め、モチベーションを向上させることができます。逆に、ネガティブな言葉は相手を不安や悲しみに陥れることがあります。これは、言葉が脳の感情を処理する領域に直接作用するためです。

【日常の言葉づかいに気を付ける】

日常生活において、私たちは無意識のうちに様々な言葉を使いますが、その一つ一つが相手にとって重要な意味を持つことを理解することが重要です。ポジティブな言葉遣いを心がけることで、相手に対して肯定的な感情を引き出し、より良い人間関係を築くことができます。たとえば、批判や否定ではなく、感謝や賞賛の言葉を選ぶことが、互いの信頼と理解を深める第一歩になります。

言葉は、相手の心にイメージを描き、感情に深く影響を与える力を持っています。

いかがでしたでしょうか?
日常の生活の中で、あなたの言葉遣いについて振り返ってみてください。

さらに学びを深めたい方は「2級メンタルアップマネージャ資格取得講座」をお勧めします。

ブログ一覧