『気をつかいすぎて、疲れていませんか?』

「なんか、疲れたな…」
仕事の帰り道、子どもが寝たあとの静かな時間。
ふと、そんな言葉がこぼれる瞬間ってありませんか?
特別に嫌なことがあったわけじゃないのに、
なんだか気が張っていて、じわっと残るような疲れ。
そんな日は、少しだけ意識を向けて、自分の心に問いかけてみてほしいんです。
「今日、私はどう感じてた?」と。
疲れた、焦った、モヤモヤした、ちょっと寂しかった…。
どんな感情でもOK。
私もよく「ちゃんとしなきゃ」って思ってしまいます。
人に気をつかうことが当たり前になっていると、
自分の本音が見えなくなってくることって、あるんですよね。
特に、子育て中や、久しぶりに社会復帰したばかりの頃なんて、
「迷惑かけたくない」「できないと思われたくない」って、自然と肩に力が入る。
だからこそ、他人に気をつかう前に、まず自分に気づいてあげてほしいんです。
「私はいま、どんな気持ちなんだろう?」って。
それだけで、心の余白が生まれて、ふっと楽になる瞬間があるから。
最近、とくに実感していることがあります。
それは「がんばること」より「力を抜くこと」の方が、ずっと難しいということ。
だからこそ、少しでも力が抜けた自分に出会えたときは、
遠慮なく「えらい!」って声をかけてあげてほしい。
人に気をつかえるあなたは素敵です。
でも、気を抜ける自分も、ちゃんと認めてあげてほしい。
自分とのコミュニケーションが整うと、
人との関係も、変わっていきます。
私が日々、人と向き合う中で強く感じているのは、
「自分を大切にできる人」ほど、人にも自然な優しさを届けられるということ。
どんなに忙しくても、ほんの数分でいいんです。
自分の気持ちをキャッチする“マイタイム”を、ぜひ日常の中に。
心の余白ができると、言葉も表情も、もっと自由になっていきます。
あなたの毎日が、ほんの少しでも軽やかになりますように。
今夜は、あたたかいお茶でも飲みながら深呼吸をひとつ。
自分に「今日もよくがんばったね」って声をかけてあげてくださいね。
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