『身だしなみは心の健康』笑顔や穏やかな表情も身だしなみの一つ
こんにちは。日本メンタルアップ支援機構 認定講師の今里健と申します。
今回は「身だしなみは心の健康」についてお伝えします。
皆さん「身だしなみ」に気を付けてますか?
「身だしなみ」を広辞苑によると、『身のまわりについての心がけ。頭髪や衣服を整え、言葉や態度をきちんとすること』と書かれています。
心がけ…、そうです!心がけです!!意識をすればよいのです。
しかし、意識をするにも闇雲にしていてはいけません。人によって目指す「身だしなみ」が違うからです。自分が良くても周りから見たらよくない事もあり得ます。
例えば香水、身だしなみと思い付けるのは悪い事ではないのですが、付け過ぎると周りを不快にさせてしまいます。
自分がよいと思っていても他人にはよくない事もあります。
では、どうしたら間違わない「身だしなみ」が出来るのか?
それは、清潔感を持つ事と、周囲に不快を与えない事です。それが最終的には自分の為になります。
【55%は見た目で判断】
見た目はとても重要です。「人は見た目から」とよく言いますよね。
人が相手に物事を伝える時は、言語と非言語で伝えます。
アメリカの心理学者、アルバート メラビアンが提唱した『メラビアンの法則』と言うものがあり、それを参考にしてお伝えしてみたいと思います。
人は他人の印象を決める時、以下のような割合で、影響を受けるとされています。コミュニケーションにおいて、相手に伝わる情報が100%として、それがどのような事が何%影響されたかという実験結果です。
①【視覚】(目からの情報)例えば、表情。55%
②【聴覚】(耳からの情報)例えば、言葉の調子、トーン、速さ。38%
③【言語】(話した内容)言語。7%
この結果からわかる通り、55%は見た目で判断しているのです。ですから、周囲に対しての思いやりは、ビジネスや私生活にとって欠かす事は出来ません。
【身だしなみは仲間のためでもある】
私は20年程前、海上自衛隊に在籍をしていました。そこでまず叩き込まれるのは、身だしなみです。規律を守るための第一歩です。
制服のシワは少しも許されませんでした。少しの汚れもいけません。靴はピカピカ、ヒゲはツルツルになるまで剃り、爪もチェックされました。ダメだったら罰とてグランドを走らされ、腕立てなどもしていました。
そこまで厳しくされたのは規律を守る為です。もう一つは長い航海を行う船の中では常に蜜な状態です。清潔にしていないと病気になった時、大勢に感染してしまうからです。健康でいられなくなるのです。自分のためでもあり、仲間のためでもあります。
【身だしなみは心の健康】
見だしなみに気を付ける事は気分が良いので心の健康にも繋がります。
心の健康は人間関係にも良い影響に繋がります。
そして、清潔な服だけではなく、笑顔や穏やかな表情も身だしなみの一つです。
日常の生活の中で、身だしなみを今以上に意識して下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
自己紹介:今里健
20代の頃、海上自衛隊の救難員として勤務、集団での人間関係を現場で学んできました。
現在は、産業カウンセラーと一般社団法人日本メンタルアップ支援機構 認定講師として、資格取得講座や企業・公益財団法人・内閣人事局などのメンタルヘルス研修講師、米海軍病院での救急車運転手を行っております。
「今里健のケンは、健康の健!一緒に元気で心の健康を目指しましょう!!」
さらに学びを深めたい方は「2級メンタルアップマネージャ®資格取得講座」をお勧めします。
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